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リハビリ記録その170

2017-1-1
山内正敏

 新年あけましておめでとうございます。

 介護のスポンサーが国からキルナ市に移るのに伴い、関係書類を揃えるので時間が潰れていたりします。 ともあれ、遅くとも3月には新しい介護時間が決まるので、その意味ではチャレンジの年になるかも知れません。

 リハビリ訓練の方ですが、年末飲み会の季節ということ(今年は特に多い)と、インフルエンザ蔓延の軽い影響(発病には至っていないけど、ちょっと調子が崩れたりしている)で、いまひとつ密度の高い訓練が出来ていません。それでも階段訓練などでは、今年始まった集中訓練期間(2〜3ヶ月ほど、体操療養師との訓練回数を4倍程度に増やす)の成果で、階段訓練で成果が出ています。
 病院で訓練している階段には3種類あり、1つ目と2つ目は手すりの高さが違うだけ(とはいえ、松葉杖訓練でも、手すりに寄りかかるので、その高さで難度が変わる)ですが、3つ目は一段の段差が違う上に、上に登るほど僅かに螺旋になって、その分、各段の面積が小さくなります。なので、階段訓練自体は9年前に始めているものの、3つ目の階段での訓練を始めたのは、ほんの2年前になります。それが、ようやく他の階段並みの補助で登れるようになっています。
 松葉杖といえば、今まで使っていた病院廊下直線160mのうちの半分が閉鎖されるようになって(経費削減のため、病院機能を20年計画で120km南のエリバレに集中しつつあり、それで生まれる人通りの少ないセクションを閉鎖しているらしい)、片道85mしか確保できなくなくなり、今まで10往復していた同じ距離をあるくのに20往復する必要がでてきました。折り返しが多い分、当然タイムは悪くなるし、なにより何度も折り返すのは退屈極まりありませんが、それでも練習できる場所があるだけ有り難いので、あきらめて20往復(12月のベストが1時間13分)歩いています。ただし、どうにもピッチが中々上がらず、1分当たり70歩は行けても、75歩(昨シーズンは何度もこのピッチで歩いている)が中々でず、一時的なものなのか、老化の現れなのか気になる所です。ちなみにプールは11月の1ヶ月ブランクの影響でベストには至っていませんが、満足できるレベルで各種屈伸が出来ています。

 最後に無駄話です。
 キルナ市は吹雪の猛風が吹くことが時々ありますが、冬の間は大抵は夜に嵐になります。これは放射冷却で内陸部の温度が下がるのに対し、北海はメキシコ湾流で常時温かく、その温度差が大きくなるのが夜だからだろうと思われるからですが(気象学の人に確認した訳ではないので絶対とはいえないけど)、12月後半の猛風は昼夜関係なく起こっていて(30日は20m/s超の風でベランダの机が飛ばされた)、ちょっと気になっています。恐らく低気圧性だと思うのですが、それでも、普通は夜が強い訳で、もしかすると温暖化の影響が内陸部で大きくて、それが悪さをしているのかも知れません。強風が昼に吹くと、外出できなくなるので困るのですが。

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