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リハビリ記録その189

2018-7-29
山内正敏

 7月は第1週こそ雨でしたが、その後は4年ぶりの「夏」で9日から今まで1日だけを除いて最高気温が20度を超えています。そういうわけで、病気になって以来、一番日焼けの出来た夏となりました。スウェーデン全体も暑く、何らかの記録のある過去200余年で一番暑い夏だそうです。

 というわけで、よく歩いています。休暇に入ったので(既に半分以上終わった)、毎日歩いています。ただし、暑すぎるのと夏担当の介護の歩行能力を考えて、歩行器ですら一回あたり5〜7km程度が多く、10km歩いた時は後半ばててしまいました。真夏にマラソンをやるオリンピックとか世界選手権の発想が理解できませんが(というか何故マラソンを冬季オリンピックに回さないのか不思議)、それでも5km程度は快調に歩けるので、若くて健康的な人には関係ないかもしれません。
 そういうわけで歩行器での8-10km歩行の方の新記録は出ていませんが、3km程度なら記録を更新しています。ちなみに歩行は足首固定器を外して足に何もつけない状態ですが(昨年から夏はこっちがデフォルトになった)、それでも足首固定器を使用した場合との差が3kmで2分半(1割以下)にまで縮めています。
 太陽が出て風が弱い「夏の日和」は松葉杖訓練にも良いので、そちらも集中的に行なっています。考えてみれば丸ヶ月松葉杖訓練をやっていなかったわけで(風が強いが雨が降る道路が砂利だらけか、だった)、再開した日はおっかなびっくりだったものの、それでもいきなり6km歩いてしまいました(ただし2時間40分かかった)。その後は少しずつタイムを上げて、昨年のベストを更新するまでになっています。ただ、昨年と同じタイムとはいっても、松葉杖先端の滑り止めが摩滅して、下りがスリップする危険があったので、そのぶん下りのペースを落としての新記録なので、平坦と登りではずっと速くなっています。
 ちなみに松葉杖では従来通り足首固定器を使っていますが、それでも4km以下のコースだと、完全の固定するためのバンドは留めずに歩くようになっています。全然問題なく歩けているので(それでもバンドをはめる場合より1〜2割ほど遅くなる)、そのうちバンド無しがデフォルトになると思います
 と快調な夏ではありますが、あまりにも暑いので、寝苦しいこともあり、それで疲労が少しずつ溜まっているようで、記録の更新は当初の期待ほどではありません。というか、7月は大抵こんなものです。
 あと、先週、激しい雷雨が4〜5日続いて(研究所のサーバーが何度もダウンしてメールが使えなくなったりした)、そのために冬の滑り止め用の砂(毎春に1回だけ掃除するのだけで、凸凹とか道路脇とかに大量に残る)が道路脇から道路側(特に自転車・歩行者専用道)に流れ込んで、アスファルトの上のあちこちに砂粒がある状態となり、松葉杖が場所によってはやや危険な状況になっています。なので8月はあまり松葉杖訓練ができないかも知れません。

 例によっての無駄話です。
 西日本豪雨では洪水で運ばれた土砂(土砂崩れの土砂ではなく)が道路上に積もるということが起こりましたが(過去の大水害でも時々起こっている:タイトルミスの関連記事)、同じ現象が、上記の雷雨後の「滑り止め砂」でも起こって、道路のあちこちに砂だまりを形成しています。窪地に溜まるのは当然ながらも、そうでないところは筋状に砂がつもって、あたかも自然堤防のミニチュア版を作っています。類似の構造は冬の吹雪の後にも見られますが、キルナの雨(夕立や雷雨ですら豪雨にはならないのが普通)で、これが見られるとは思ってもいませんでした。これもある意味「数十年に一度」の雨という言い方ができるのかも知れません。

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