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リハビリ記録その160

2016-3-6
山内正敏

 漸く春らしい天気(晴れ無風氷点下10-氷点下5度)が訪れるようになり、1ヶ月もかかった風邪も快癒(僅かに咳が残るのは仕方ない)して、やっとリハビリ訓練を再開しました。

 というわけで、本来ならスキーに行く所ですが、絶好の天候だった先週は病み上がりということで久々の>5km歩行を優先し、今週末は寒風でちょっと行く気になれず、お預け状態です。ただ今年は雪が多いので、これから十分に機会はあるでしょう。
 今回の風邪は治ったあとも直ぐに体調が戻るのではなく、3〜4週間かけて徐々に咳が減って徐々に体が軽くなるという回復過程で、それに伴って脚力(筋力)の回復に時間がかかっていています。瞬発力のバロメーターであるプール訓練も持久力のバロメーターである松葉杖も、風邪が一応治ってから3週間以上も経ているにもかかわらず、年末年始並みまで戻っていません。例えば松葉杖の距離と時間ですが、病院廊下(往復320m)を
 1月6日 11往復71分 (9往復58分)
 --- 風邪の兆し ---
 1月14日  7往復63分。
 --- 風邪 ---
 2月14日  9往復68分 
 2月20日  9往復62分 
 2月28日 10往復68分  (9往復60分)
 3月 5日 10往復67分  (9往復60分) という感じで、なかなか戻りません。もっとも自己ベストは10往復59分なので、それに比べると五十歩百歩かも知れませんが。
 それでもプールの方は、一番浅い段(水深35cm〜38cmで変化)で、昨年までは座った状態から四つん這いまで膝を延ばすのにになるのに 両手が必要だった のが、片手で少しずつできるようになって、一昨日はついに6回も成功させています。なので、やっぱり少しずつ力がついているのでしょう。
 それにしても、病気前(40歳)のころは風邪を引いても、数日後にはベストに近い状態になっていましたが(というか風邪で筋肉の休養になっていて、例えば10km走で初めて35分を切ったのは風邪が治ったその週末だったし、90kmスキーレースで非常に良いタイムを出したのも、その10日前に風邪を引いていた)、この歳になると全く逆で、風邪がリハビリの障害になるということを認識した方が良さそうです。

 最後に無駄話です。
 オリンピックのマラソン選考が毎回問題になっていますが、正直言って論文方式にすれば簡単なのにと思います。同じ内容どころかちょっと優れた内容でも、一番初めての論文ほどには評価されないのは常識ですが、それを選考に当てはめれば「3つのレースのうち一番始めに標準記録を切った人」(この場合、妥当な標準記録という条件、例えば女子2時間23分、男子2時間8分30秒、がつきますが)を内定すれば、早めのレースで記録を目指すと思うのですが、今のやり方では最後のレースに出るのが後出しジャンケンで一番有利ではないかと思うのです。
 あるいはスキーワールドカップみたいなポイント制にするものアリです。例えば、優勝50ポイント、そこからのタイム差で2秒差ごとに1ポイント削って、更に30km通過タイムのボーナスと35km通過タイムのボーナス(50kmスキーレースでは全部で4-6ヶ所のボーナスポイントがあって、6ヶ所全部を1位で通過すると、それだけでゴール2位より高いポイントが貰える)を加え、これとは別に日本人1位50ポイント、そこからのタイム差で2秒差ごとに1ポイント削るという風にすれは1つのレースの成績のポイント化は可能であり、それさえ出来れば、あとはレース間の違いの調整として(スキーだと国際ランキングに入っている選手グループでレースの最終ポイントが決まるけどマラソンでは無理かも)、スタート1時間後の気温が10度以上の場合は、(T-10)の自乗に比例した加算ポイントを入れれば良いだけの話だと思います。
 ワールドカップシリーズのように異なるレースの積み重ねで評価するシステムが何十年も前から存在するのだから、代表選考マラソンの結果を数値化できない、ってのも変な話だと思います。

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