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リハビリ記録その159

2016-1-31
山内正敏

 12月までの暖冬とはうって変わって寒波に見舞われた1月で、マイナス30度前後が何度も出ています。川沿いの低地(太陽が出ないので逆転層が出やすい)ではマイナス40度も珍しくない月でした。例年も1月は寒波が多いのですが、今年はその回数が多かった様です。

 さて、寒波で風邪を引くまでは珍しくないのですが、今年はめずらしく風邪をこじらせてしまい、まだ咳が続いています。おかげで3週続けて運動が碌にできておりません。今日、久々に試運転とばかりに松葉杖を2キロ半ほど歩いたものの、普段の8割しか(速度も距離も)歩けず酷いありさまでした。プールも休んでいるので、正月休み(半月)とあわせて、記録とまではとてもいきませんが、それでも12月の新しい挑戦は続いていて、その意味では脚力(瞬発力)は悪くありません。これはバランスにも言えることで、階段での松葉杖を使った昇降訓練は、2年前より難しい階段で行なうのが当然となっています。なので、風邪さえ治れば、きちんとリハビリの成果が上がっていくと思います。なので来月は少しはマシなレポートができると思います。
 そういえば、咳止めの液体の薬ですが、これは15ccの大さじで飲むようになっていて、さすがに自力では飲めませんでした。というわけで、久々に介護に飲ませてもらいました。しかし、それを何度もするのは不便だし、何より夜中に咳が出た時にどうにもなりません。そこで、おちょこに注いで(15ccの深さはさじで確認済み)飲むと言うやりかたで、最終的には自力でも飲めるようになっています。これも進展と言えば進展といえるでしょう。
 風邪と云えば、介護が風邪になったときも問題です。特に今年は昨年と違って臨時介護(まともに介護のできる人)のプールが皆無の状態で、加えて週末に来て貰っている高校生が最終学期で忙しくなって、やりくりに困っています。特に先週は午後の介護のアレンジができずに研究所に(用事があったにもかかわらず)物理的にいけない日がありました。世界的な資源価格の下落で、鉱山会社も採用を手控えて仕事待ちの人は多いのですが、結局の所、できる人はやっぱり就職しているわけで、残っているのはハズレ(説明がうまく通らないひと)となります。3月〜4月がどうなるか、ちょっと心配しております。

 最後に無駄話です。
 オーロラの全天画像から、自動的にオーロラの有無を判定するプログラムというのは、関係者の誰もが欲しがるプログラムですが、実は未だに実用に堪えるものはまだありません。雲の判定、月や残光の有無による画像の色の変化など、面倒な要素がたくさんあるからで、そのせいで統計解析も十分には進んでいない状況です。
 これを打開すべく、昨年から色々試したのですがイマイチで、ちょっと棚上げ状態になっていました。そして先々週、風邪で頭が働かなかったので、学生の組んだプログラム(pythonという私の知らない言語だったので延び延びになっていた)を解読していたところ、色コードをRGBからHLSに変換することで解決することに気付き、とりあえず直してみたら、概ね解決しています(その際に一番面倒だったのはpythonの走る環境をパソコン内に設定することだった)。なんだか、今まで10年以上も待って来たのは何だったのか、というあっけない幕切れでしたが、きっと風邪で頭を使えなかったお陰だろうと思います。物事が動く時ってたいていこんなものなのかも知れません。

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